福岡市の歯医者さん「スマイルライン歯科・矯正歯科 マークイズ福岡ももち」｜土日祝も診療

抜歯を最大限回避するために

歯の状態に合わせて、治療のために抜歯が必要になることはあります。
しかし、抜歯してしまえば入れ歯やインプラントなどで歯を補う必要があり、患者さんにとって負担が大きくなることは避けられません。

そのため、当院ではできる限り抜歯せずに治療を進めたいと考えています。
具体的には、「エクストリュージョン法」「再植術」「マイクロスコープ根管治療」の3つを行っています。
マイクロスコープ根管治療については、「根管治療」のページをご覧ください。

エクストリュージョン法

虫歯が極度に進行している場合、抜歯で対応するのが一般的です。
しかしエクストリュージョン法であれば、抜歯せずに治療することができる場合があります。

虫歯に感染している歯を切除し、歯茎の下に埋まっている歯根を引き上げるという方法です。
自分の歯根を土台にしているので、治療後の回復が早くなるというメリットもあります。

ただし、すべての患者さんに適用できる治療法というわけではなく、やむを得ず抜歯をご提案するケースもあります。その場合はご了承ください。

再植術

一般的に、事故などで致命的に割れてしまった歯は、抜歯する必要があると判断されます。
当院では、そうしたケースであっても再びご自身の歯で生活できるように治療が行える場合があります。

再植術は、一度抜歯したうえで歯を修復し、再び同じ場所に歯を差し戻すという治療です。
ご自身の歯を取り戻せるほか、患者さん自身の歯を埋めなおすため拒否反応などが起こりにくいというメリットがあります。

治療後は、あごの骨に定着しているか、炎症が起きていないかなどを定期的に検査します。
再植術についても適用できない症例がありますが、ご自身の歯を残す可能性を模索するため、ぜひ一度当院にご相談いただきたいです。

抜歯は最終手段です

当院では、「抜歯は最終手段である」と考えています。
人工歯のレベルは年々向上してきていますが、それでもやはり、ご自身の天然歯に勝るものはありません。

ですから、極力患者さん自身の歯を残す、そのために当院ができることを全力でサポートしたいと考えています。

ただ、残念ながら「どうしても抜歯が必要」というケースはあります。
ですがどのような場合であっても、患者さんに納得いただける最良の治療を目指しますので、一度ご相談ください。